ミツコと七人の子供たち

黒い瞳の伯爵夫人と呼ばれた日本人女性、クーデンホーフ光子の生涯を克明に追い、東京の町娘が伯爵家に嫁いだ事情、落日のハプスブルク家でジャポニスムの象徴となったその人となり、両次大戦の荒波に翻弄されながらも「パン・ヨーロッパの母」と称えられた数奇な生涯を豊富な写真とともに追う。

  著者について

1942年生まれ。早稲田大学文学部大学院芸術科卒業。1969年よりドイツ・ミュンヘン在住。著書『「花・ベルツ」への旅』『クーデンホーフ光子の手記』、訳書『ヒットラーをめぐる女性達』他。98年日本ベルツ賞受賞。